妊娠中に旦那に内緒で国家資格を取得!ヤッテやりました、ヤリ妻です。
キャリコン資格取得を目指す人は読んでね。
40代でも50代でも遅くない、勉強すれば取得できる注目の資格!その難易度は?
キャリコンについて書かれたページは数ありますが、ここでは、私が取得すると決めたまでに知りたかった事だけをまとめます。
キャリアコンサルタントは厚労省、注目の資格!求人増!年収UPへ!
2016年に国家資格となったキャリアコンサルタントは、厚生労働省が2025年までに10万人に増やす計画を立ている注目の資格です。
人々が抱える職業選択の悩みや職業能力に関する相談にのり、助言やアドバイスする専門家で、キャリアカウンセリングを通じて、相談者が自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めて、自分自身に合う仕事選びができるよう支援します。キャリアコンサルタントは、さまざまな場所で活躍できる職業であり、企業、教育機関、行政機関などで働いています。
求人市場での強み
多くの企業がキャリアコンサルタントの資格保有者を積極的に採用しています。求人は一般的に需要が高く、人材派遣会社や大手企業など、さまざまな雇用主から求人案件が届く可能性が高まります。
年収アップ!
キャリアコンサルタントの求人は、高い専門性が求められるため、資格保有者には給与面での優遇措置がある場合があります。
受験資格は簡単!次のいずれか一つを満たせばOK!学歴不問
- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
私は全くの未経験なので、①でした!
学歴も不要でした!
気になる試験内容は?
「学科試験」「実技試験」の2つがあり、両方に合格することで資格を取得できます。
試験は年4回行われており、厚生労働大臣が登録をした、以下2団体が主催している試験を受験する必要があります。2団体は「キャリ協」と「JCDA」と呼ばれています。
▶「キャリ協」特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 https://www.career-cc.org/
▶「JCDA」特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会 https://www.jcda-careerex.org/
「学科試験」 2団体とも共通です。
出題形式 | 四肢択一のマークシート |
問題数 | 50問 |
試験時間 | 100分 |
合格基準 | 100点満点(2点×50問)で70点以上の得点 |
受験料 | 8,900円 |
「実技試験」 2団体で論述問題と面接の評価区分が違います。
①論述 出題形式 | 記述式解答(事例記録を読み、設問に解答する) |
試験時間 | 50分 |
②面接 出題形式 | ・ロールプレイ (受験者がキャリアコンサルタントになり、キャリアコンサルティングを行う) ・口頭試問 (自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える) |
試験時間 | 20分(ロールプレイ15分、口頭試問5分) |
合格基準 | 150点満点で90点以上の得点 *但し、論述は配点の40%以上の得点、かつ面接は評価区分 キャリ協「態度」「展開」「自己評価」ごとに JCDA 「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」ごとに 満点の40%以上の得点が必要 |
受験料 | 29,900円 |
試験団体はどちらを選らぶ? その違いは?
結論からいうと…どっちにするかそんなに悩まなくてもOKです。
違いは論述問題と面接時の評価基準です。
論述問題
両団体も相談事例(逐語録)から、「クライアント(相談者)の抱える問題の把握」「自分だったらどのようにキャリアコンサルティングを進めるか」が求められます。
基本的には相談事例(逐語録)を読んで、設問に答えます。
論述問題の違い
違い①事例の提示方法の違い
▶キャリ協はひとつの相談事例に対し、「相談の概要」や「問題」と「その根拠」、キャリアコンサルタントの「意図」や「見立て」「今後の進め方」などが問われます。
▶JCDAは相談事例が(Ⅰ)と(Ⅱ)提示されます。これは、同じ相談者でキャリアコンサルタントの対応の違いで展開が変わっているものです。つまり、どちらかが正しい対応で、それぞれどういった理由で良いのか、どういった理由で良くないのかが問われます。
違い②指定語句の有無
▶JCDAの試験では指定された語句を使用する問題があります。
第25回の試験では【問題解決、内省、価値観、経験、感情】を使って展開の違いが問われました。
まずは過去問にトライ!自分に合っている形式を選ぶのが一番です。
問題文が長~いので、早く読む必要があります。是非時間を計りながらやってみて!
面接時の評価の違い
▶キャリ協「態度」「展開」「自己評価」
▶JCDA 「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」
主訴とは「主に訴えたいこと」、「クライエントが一番言いたかったこと」です。どちらの団体も主訴の把握をして、問題点を見立て、その後の展開を考える必要があります。
面接では何を心掛けて意図して進めたのか、その結果、「聞けたこと」「把握できたこと」「クライエントの態度がどう変わったか」を問われ、「客観的に論じられているか」が評価されていると考えられます。
私はJCDAにしました!
個人的には、2つの事例があった方が正しい対応が分かりやすかったですし、指定語句があった方が答えやすかったです。また、面接もJCDAには「傾聴」の評価があるのがやりやすかった。
例えば、クライエントの「辛かったです」に対し「そうですか…お辛いと感じられたんですね、どのようなことが辛かったのでしょう?」など、伝え返し言葉を使って、クライエントの内省を引き出すのですが、これが出来ていれば「傾聴」はバッチリです。
試験の難易度は? 最新情報(2023年11月実施 第24回の結果)
申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
学科試験 | 4,574人 | 4,268人 | 2,244人 | 52.6% |
実技試験 | 5,301人 | 5,064人 | 3,313人 | 65.4% |
学科試験の合格率は基本的に50%以上を推移しています。が…
第4回の合格率は20.5%、第9回合格率は30.1%という過去もあります。
極端に低くなった要因は学科試験にあり、出題傾向や範囲などの変更が行われたみたい。
まとめ
・キャリアコンサルタントの資格は今注目されていて、求人市場でも強みになる!
・資格を持っていると年収UPに繋がる!
・受験資格は簡単!学歴不問・試験を実施しているのは2団体
・試験は「学科」「実技」2つあり、「学科」は共通。「実技」は2団体で違いがある。
・難易度は合格率50%以上が多く、そんなに高くない!
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